「捨てない現場」という選択肢
現場で日々発生する土砂やコンクリートガラ。
これは、本当に「捨てるしかない」のでしょうか?
現場で日々発生する土砂やガラは、これまで場外へ搬出するのが一般的でした。しかし近年、コストや環境負荷の観点から、現場内で処理し再利用するというアプローチが注目されています。
そこで便利なのが、バケットクラッシャーやスクリーンバケットを活用した現場内リサイクルシステムです。現場における処理や再利用が可能な場合、発生材をその場で分別・破砕し、再生材の生成から再利用まで完結させます。移動を伴わない処理は、運搬コストの削減だけでなく、作業効率の向上にもつながります。
土を「商品」に変える現場内循環
スクリーンバケットとバケットクラッシャーを活用されているクロアチアのお客様の事例です。こちらでは、スクリーンバケットMB-S10 S4を使って土から石や草の根を取り除き、農業用として販売可能な土を用意しています。
クボタの油圧ショベルにスクリーンバケットMB-S10 S4を取り付けて、現場内でふるい分け作業を行なっています。
さらに、バケットクラッシャーBF60.1を竹内製作所の油圧ショベルに取り付けて、石を破砕。破砕材は現場内の整地や道路補修に再利用。発生材を現場から搬出することなくリサイクルし、資源を循環させることで、作業時間の短縮と収益性向上の両立を実現しました。
管路を守る、精度の高い分別
ふるい分けて再資源化! の事例をもう一つ。イタリアの現場では、スクリーンバケットMB-S10 S4を油圧ショベルに取り付けて、管路敷設工事で埋め戻し作業をおこなっています。
掘削作業で発生した土から粒度の大きい石等を取り除き、細かい土のみを選別し、均質の埋め戻し材として使用することで、管へのダメージのリスクを回避。アタッチメントのコンパクト性により、狭い現場でも柔軟に対応できる点が評価されています。
MBスクリーンバケットなら、ふるい網目のサイズ展開も豊富。打ち抜きのメッシュのため、材料が網に引っかかることもなく、高い処理能力を発揮します。
破砕も分別も建機1台で
建機が1台あれば、アタッチメントを付け替えることで、2役も3役もこなします。
こちらスロベニアでは、コンクリート塊や廃アスファルトを現場内で破砕・分別し、そのまま再資源化しています。
クボタU55-4にバケットクラッシャーMB-C50を取り付けてコンガラを破砕する一方、同機にスクリーンバケットMB-S10 S4を取り付けて、浚渫した土砂をふるい分けています。スロベニアでは、浚渫により発生した土砂も適正に分別処理すれば、再利用が可能だそうです。
本来ならば廃棄物として処理場へ搬出されるものを場内で破砕・分別することで、処理と運搬にかかるコストが大幅に削減しました。
導入の鍵は「現場完結」
現場内あるいは工事間で資源を循環させるという考え方は、これからの建設業・解体業においてさらに重要性を増していくと考えられます。
建設副産物の管理や扱いにおける法律の遵守を前提に、工事現場からの搬出を必要としない「捨てない現場」というスタンダードの形づくりが進みつつあります。
運ばず、分けて、使い切る。循環型社会の構築はあなたの現場からも始まります。適切なアタッチメントを適正に活用して、コスト削減・作業時間短縮・持続可能な現場づくりを実現させませんか。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。
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